フルハーネスの役割について
2023/12/21
電気工事では、どのような現場においても現場の状況に合わせた安全管理が必要です。
なかでも高所の作業においては、フルハーネスの着用を義務付けられています。
そこで今回は、フルハーネスの役割について解説します。
フルハーネスの役割
高所現場にて落下を防止する
高所の現場では落下の危険がありますので、落下を防止する器具が必要です。
フルハーネスは肩・腰・太ももをしっかりと支えて、体全体をサポートしてくれます。
抜け落ちない
安全帯にはさまざまな種類がありますが、多く利用されている胴ベルト型は腹部のみを支えるベルトです。
そのためサポートできる部分が少なく、抜け落ちる可能性もあります。
しかし、フルハーネスであれば抜け落ちずに体全体を支えるため、しっかり着用すれば抜け落ちません。
吊られても自然な姿勢が保てる
万が一落下した場合に胴ベルト型をつけていると、荷重が胴に一点集中します。
荷重が一点に集中すると、内臓や脊髄の損傷を起こす可能性もあるでしょう。
しかし、フルハーネス型はつられた際に自然な体勢を保てるため、体の負担を軽減できます。
まとめ
フルハーネスには、高所での作業中に落下を防ぐ重要な役割があります。
また胴ベルトと比べると抜け落ちにくく、吊られた状態でも負荷のかかりにくい自然な体勢を保てるのが特徴です。
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