電気主任技術者の役割
2025/03/03
発電所・工場などに設置された、電気設備の保安を行える資格が「電気主任技術者」です。
この記事では、電気主任技術者の役割を、具体的に解説します。
電気主任技術者を目指している方も、ぜひ参考にしてみてください。
電気主任技術者の役割
電気設備の点検
電気主任技術者は、電気設備の点検を行います。
月に1度の月次点検、年に1度の年次点検などが該当するでしょう。
電流の量に異常がないか、設備の劣化で絶縁できていない箇所がないかなど、さまざまな項目をチェックします。
電気設備の清掃
電気設備にホコリがたまると配線がショートしてしまい、火災につながる恐れがあります。
そのため定期的に清掃を行い、火災発生のリスクを下げることが大切です。
電気設備の修理
電気設備が故障した場合には、修理の監督も行います。
大きな事故を予防するためにも、修理が必要な場合は早めの対処が重要です。
電気主任技術者は3種類
電気主任技術者の資格は、第一種から第三種まで3種類あります。
例えば、第一種はすべての事業用電気工作物を扱え、第三種は電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物が扱えます。
最も取得難易度が高いのが第一種ですが、第三種でも電気設備に関わる仕事が十分にできるでしょう。
まとめ
電気主任技術者には、電気設備の点検・清掃・修理などの業務を行う役割があります。
また、電気主任技術者には第一種から第三種までの3種類あるので、まずは第三種の取得を目指しましょう。
吹田市の『株式会社大野工業所』では、電気工事スタッフを募集しております。
電気主任技術者を目指している方も、お気軽にご応募ください。